FTM 性別適合手術(SRS)~in 名古屋~ ①

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なにか新しいことを教えてもらったり
びっくりするような話を聞かせてもらったときに
「あらやだっそうなの!?」
って返答を素でやってしまう
おばさんみたいなおじさんFTM、ワラタです。

そうなんです。
アラフォーの体にムチ打って、SRSっつーのをやってきましたよ。
いかんせん手術自体が初めての経験だったので
まービビり倒しましたよっ。こわっかったっ!

SRSとは
sex reassignment surgery (セックス リーアサイメント サージェリー)
性別適合手術の略語を SRS と言います。

この手術をすることによって、戸籍上の性別を変更することができます。
FTMのワタシがお嫁サンバをもらえるようになります。
性別表示のある会員証などを見られても、びっくりされて
若干控えめに二度見されることも、無くなります。

見た目完全にハゲちらかしちゃったおっさんでも
性別欄の「女」のほうにチカラいっぱいマルうってありゃ
びっくりして見るわな。

これから手術を検討している方の参考にでもなればと思い
なるべく詳細に、わかりやすく、ワタシの体験を
ブログにしたためていこうと思います。

手術をしていただいた病院様からも
ブログに書いても良いです。と、許可をいただきました。
ワタシ個人の体験なので、多少個人差もあると思いますが
良かったら読んでいってくださいなっ。

SRSしていただいた病院

最初はワタシの友達の友達が運営している「G-pit(ジーピット)」という
性同一性障害トータルサポートを行っている会社様にお願いしようと決めていて
乳房もあるのでタイで乳房摘出&子宮摘出手術を同時にやってもらおうと思い
G-pit様にいろいろとメールででしたり、代表である井上ケントさんに、
ケントさんが名古屋に来たときに相談したりもしていました。
とても対応も良く、タイでやるのであればこの会社かなと決めていました。
下にG-pit様のサイトにいけるようリンクを貼っておきますので、
興味があれば一度相談してみるのもいいかと思います。

G-pit」←クリックでサイトにいけます。
YouTubeもやってるみたいです。

しかし、家族から、何かあったときにすぐ駆け付けられるよう
日本国内でやってほしい!と、アツい要望(命令)もあり、
泣く泣くG-pit様に、国内で、名古屋で、SRSしてくれる病院で手術することになりました・・・。
と連絡をいれ、それでも温かい言葉を送っていただいて、申し訳ない気持ちになりました。

名古屋でSRSをしてくれる病院を探してみると

フローブクリニック」←クリックでサイトにいけます。

という病院にいきあたりました。
聞けば、ワタシの周りのSRSを終えた友人のほとんどが
フローブクリニック様でやってもらったとのこと。

話しだけでも聞きに行って、よさげだったらそこでお願いしようと思い
6月上旬にサイトから予約を取り、行ってまいりました。
色々と説明を受け、戸籍の性別変更までのお手伝いもしていただけるとのことだったし、
なによりお医者様の丹羽医院長の人柄も良く、そこで働いている看護師さんも
気さくな方達ばかりで、ここに決めようと決意しました。

金額などは術式にもよりますし、個人差もあるので
一度フローブさんに行って相談してみたほうがいいです。
日曜日もやっているみたいなので、平日休みが取りづらい人も
来院日の相談をしてみるといいかもです。
とりあえず↓に、フローブさんから最初にいただいた書類を載せておきます。

男は傷など気にしない!
シミは愛嬌
術前検査はフローブさんでもやってくれます。
戸籍変更までの総費用は847,000円でした。

手術前にやっておくこと、用意しておくもの

7月9日にフローブさんで術前検査をしました。
血液検査と、戸籍の性別を変えるときに必要な染色体検査のために
血をめっちゃ抜かれました。
看護師さんいわく、軽い貧血になっちゃう子もいるみたいです。
ワタシはなんともなかったですが、結構取られました。
その場ですぐに結果が出るものではないので
なにか問題があったら連絡します。と言われ
15分ほどで終わりました。

手術前の注意事項には書かれていないのですが
ホルモン注射は、手術をする日の2週間前にやめることと言われ
食事は、手術前日の夕方の16時までに終わらせて、それ以降は
なにも食べてはいけないと言われました。

ちょっとだけ苦労したのは
250mlの紙パックのお茶が、ワタシの近所のスーパー全てに無く
Amazonでまとめ買いしました。
250ml×24本でだいたい2000円弱くらいと、お手頃な値段でした。
あとは書類にあるように、朝の便通が良い人は下剤などは服用せず
便通が悪い人はコーラックやイチジク浣腸を用意しておいたほうがいいです。

一泊だけの入院だけど、暇になるかもと思って
タブレットや本を用意しましたが、そんな余裕なかったので
持っていかなくても大丈夫かも、と、ワタシは思います。テレビあるしね。

手術から職場復帰できる期間

みんな大体2週間ほど休んでから仕事復帰している感じですが
1週間で仕事復帰している人もいるみたいです。
ワタシは力仕事で、立ったりかがんだりと体勢もけっこう頻繁に変えたりするので
2週間、お盆休みに合わす+有給を取りました。
理解ある会社なので「性別適合手術をしに行ってきます~。」で、休みもらえました。
事務職みたいにデスクワークが中心だよ~って人は、1週間で復帰しても大丈夫だと思います。

ワタシの場合、2週間休みをもらい、初仕事をしたときはまだ若干痛みがあって
機敏には動けなかったです。
でも仕事で動き回っているうちに、痛みも気にならなくなったので
手術のキズにビビって、動かなすぎるのもあかんのかもしれません。

だから歩けって言われるんでしょうねっ。

手術前日

手術前日は仕事をしていましたが、休みを取ればよかったと後悔しました。
昼食を12時に食べて以降は仕事が忙しく、16時まえにめっちゃ食う
という時間を確保できず、むっちゃお腹空かせた状態で一夜をすごすという
苦行を経験させてもらいました(泣)お腹空きすぎて寝れんかった・・・。
あでも、お味噌汁の汁だけ飲んで空腹と闘いきりましたよ。
汁ものは当日、来院する2時間前まで飲んでも大丈夫だったので。

ワタシ、いつでもどんなときでも朝は快便まっしぐら!な人なんですが
万が一出なかったらどうしよう・・・と思ったので
コーラックを一粒だけ飲んで寝たのですが、夜中3時くらいから腹痛に襲われ
何度もトイレに駆け込んでました。

朝出なかったら浣腸すりゃ良かっただけなのにね・・・。

だからいつも朝快便な人は、コーラックいりません。イチジク浣腸で充分です。

手術を終えたあと、入院中に大便のトイレに行けなくなるので(動けないから)
事前に出しておきましょうってだけなので。

手術当日は後日書きます。

長くなってきたので、このへんで一度区切りたいと思います。
次の記事から手術当日編を書きます。
ではでは、またね。

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